高校正規留学

短期の交換留学やホームステイなどに比べると、
ご両親の転勤など以外の理由で高校正規留学をされている方はとても少ないでしょう。
費用もかかりますから、経済的な余裕がないと難しいですし、
高校生で家族と離れて1人で海外生活というのもハードルが高いような気がします。

 

ですが、海外の高校に留学して卒業するというのは可能ですし、
もしもやり遂げられれば、日本の高校を卒業する場合よりも達成感を感じるかもしれません。
 
ここでは、高校正規留学についてご紹介していきましょう。

 

 

・高校正規留学が出来る国

 

多くの国の高校が、留学生の受け入れを行っています。
特に様々な留学先として人気の国では、
高校からの正規留学がしやすい環境にあります。

 

特に受け入れ体制が整っているのは、カナダでしょう。
多くの高校が留学生の受け入れを行っています。その殆どが公立高校です。
カナダは治安が良く、
住みやすい都市ランキングの上位に入っている都市が複数あり、
高校留学生にも優しい環境です。
また費用も比較的格安です。

 

オーストラリアやニュージーランドも高校留学のしやすい国です。
特にニュージーランドの公立高校は留学生の受け入れにとても積極的で、
留学生のためのカウンセラーが常駐している学校もあります。
日本語を話すカウンセラーがいる高校もあるので、
そういう高校を選べば、保護者の方も留学生本人も安心でしょう。

 

ニュージーランドもオーストラリアも留学生のための英語クラスが充実していて、
一般科目を受講しながら、英語を勉強するということも可能です。

 

イギリスでは公立高校には留学はできないものの、私立高校へは留学が可能です。
その場合、まずは英語学校でEFLプログラムという、
英語力強化の為のプログラムを受ける事になります。

 

アメリカも私立高校への留学になります。
こちらでも留学生向けの英語のプログラムもあり、
学校内で英語を学ぶ事が出来ます。
私立高校ですから、費用が高額になるのが難点ですが、
スクールカウンセラーが常駐していることは大変心強いでしょう。

 

 

・高校留学の費用

 

カナダ、ニュージーランド、オーストラリアの公立高校に留学する場合の
年間費用(学費・滞在費)は、180万円?250万円程度で、
ニュージーランドを選ぶと若干格安になります。
私立だと、その1.5倍?2倍位だと思って良いでしょう。

 

イギリスの高校留学の年間費用は大体400万円?600万円程度です。
私立高校にしか留学が出来ないため、
必然的に上記の3カ国よりも高額になってしまいます。

 

アメリカでは、金額にかなり開きがありますが、
400万円?700万円位でしょうか。
アメリカでも基本的に正規留学は私立高校にしか出来ない為、高額になります。

高校正規留学のメリット・デメリット

高校生で海外の高校に正規留学をする意味はあるのでしょうか。
高校は日本の高校で卒業し、大学から留学する場合と何が違うのでしょう。

 

ここでは高校正規留学のメリットとデメリットについてまとめてみました。

 

 

・高校正規留学のメリット
まず真っ先にあげられるのが、若い頃から英語漬けの生活をしていれば、
ほぼネイティブ並みに話すことができるようになるというメリットがあります。
高校生くらいの年代であれば、まだまだネイティブレベルになれるチャンスはあります。

 

高校留学には一定の英語力が求められるので、
高校留学を目指す方々は最初からそれなりに高い英語力があるでしょう。
そういった方が現地の高校で、現地の生徒達と一緒に勉強をすれば、
卒業する頃には現地の若者たちと自然に会話をして、
まるでネイティブのように英語を操っているでしょう。

 

また、日本の高校と違い、海外の高校では個性や自己主張が出来ることを尊重します。
日本の高校で授業を受けるときに比べて、自分の意見を言う機会が多く与えられますし、
ディベートの時間も多いでしょう。
そういう環境の中で過ごすと、最初は慣れない為に辛いかもしれませんが、
慣れてくるとどんなことにでも自分の意見が言えるようになってきます。
自主性も尊重されますから、自分で考えて動くというスキルも格段にアップするでしょう。

 

将来的に海外で働いたり、
外資系企業で働く場合には、こういったスキルがとても重宝されるでしょう。

 

 

・高校正規留学のデメリット

 

日本の高校に全く通わないのであれば、
日本で求められるような協調性が身に付きづらくなってしまうかもしれません。
外国人が協調性がないわけではないのですが、日本よりは個人が尊重されがちです。
それに慣れてしまうと、日本が息苦しく感じてしまう事もあるでしょう。
将来的に就職は日本で・・・と考えている場合は、
日本企業に入ると、あまりにも異なる文化にストレスを感じてしまうかもしれません。

 

また、高校生くらいの時に海外で勉強をしてしまうと、
日本語力が留学をしていない方々に比べるとどうしても弱くなってしまいます。
話せないという程にはなりませんが、
知らない漢字が多かったり、語彙力が乏しかったりすることがあります。

 

こういった問題は、英語が出来るということを活かして就職をするのであれば、
そこまで問題ではありません。
就職前までに、日本での常識的な振る舞いをおさらいしておくといいでしょう。

 

内気な方だとどうも留学がうまくいかずに、心を病んでしまうという場合もあります。
そんなことになってしまったら、留学を一時休止して、帰国することも視野にいれましょう。

 

 

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